0002916


[トップに戻る] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

[ 指定コメント (No.12) の関連スレッドを表示しています。 ]

投稿者:管理人・秋葉 投稿日:2011/09/30(Fri) 11:18:46 No.12
生活廃水や工業排水が海に流れることで植物プランクトンが増え、
海の中の植物プランクトンが増えることで、ソレを餌にする動物プランクトンが増える。
コレを海が富栄養化になるというそうだ。

近年、くらげが大発生して漁業に被害が出たという話があるが、
ソレはこのせいとのこと。

TVで面白いアプローチでこのくらげの大発生について説明していた。

ソコでは、「なぜ、くらげ『だけ』大発生するのか」とアプローチしていた。
確かに、くらげの餌となる動物プランクトンは、魚も餌にしているわけで、
魚が大発生してくれてもおかしくない。
でも実際には、くらげだけが大発生するのである。

その理由として、大まかに次のようなことがあげられるとのこと。

富栄養化は小型プランクトンを大量に発生させる。
魚は目で見て食べるので中型の動物プランクトンに対し、
くらげは触手に触れた物すべてを食べるので小型〜中型を食べれる。
→くらげの方が増殖率が高くなる。

貧酸素状態 富栄養化により大量のプランクトンの死骸がヘドロとなる
ヘドロを微生物が分解する時、水中の酸素を使う。
富栄養化状態の海は絶えず貧酸素状態になる。
貧酸素状態だと魚は行動を大変抑制されるのに対し
くらげは、行動をほとんど制限されない。
→くらげの方が増殖率が高くなる。

追伸メモ。 投稿者:管理人・秋葉 投稿日:2011/09/30(Fri) 11:20:38 No.13
なかなか面白い現象だと思う。
ということは、海の酸素濃度を調整できるようになれば、
魚も増えるのかな?

処理 記事No 削除キー

- Joyful Note Antispam Version -