登別の神の灯(のぼりべつ の かみのひ)

登録タグ アイヌ民話 登別の神の灯
登別の神の灯

登別温泉のクツタラ湖岸の山に灯がともることがあります。
 これは神の火(アイヌ語で『カムイラッチャク』)といわれ、
 これを見るとアイヌの人たちは流行病にかからないように祈願するそうです。
 
  その昔、登別に世にもまれな美しい娘がおりました。
 しかし、年頃になると顔や頭にみにくい吹き出物ができて
 ふためとみられない様になってしまいました。
 
  実は、その娘は女神の化身で、人間にけがされないように、
 わざと醜く見せかけていたのでした。
 
  娘は年頃になり神国に呼び戻され、やがて六人の娘を産み、
 長女を登別の守り神として送り出しました。
 
  長女の女神は母神が昔、人間界にいた時に病気で苦しんだことを思い、
 神通力で温泉を湧き出させ、病気で苦しむ者を温泉で癒すようにしました。
 また、悪い病気が流行る時は山に灯をともして人々に知らせたのです。
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