伝説のオアシス    


 砂漠で遭難したものが語る伝説。
水筒の水も底をつき、死を覚悟した時、何もないところからオアシスが突然あらわれ、
九死に一生を得るというものだ。そして、後日そのオアシスのあった場所にいくと
オアシスは忽然と姿をくらましている。現地の人に聞いても、そんな場所にオアシスはない
という話だ。

 この御伽噺のような話は実際にある現象らしい。
理屈としては、問題のオアシス発生箇所から数百キロ離れた周囲の山などから雨などが
地下水となり、その水が湧き出たというコトらしい。

伝説や御伽噺になる話には、何かしら絶望的な状況における希望的な想いとかだけでなく
根拠となる出来事があるのかも知れない。
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病を癒す奇跡の水の謎


 ルルドの泉、ナダーナの井戸、棺から湧き出す聖なる水、トラコテの癒し水、
世界には、飲むだけで病が治る、またはその水を毎日浴びるだけで皮膚病が治る
奇跡の水があるとのコトだ。

 プラッシーブ効果(思い込み&自己暗示)なものもあるが、中には実際、科学的にも効果が
実証されてるものもあるのだそうだ。
 見た資料によると、トラコテの癒し水をピックアップして説明がなされていた。
この奇跡の水は、病気の改善に効果があるそうで、1日2〜3リットルをとることで、8割以上の患者が
なにかしらの改善がみられたとのコトである。
確かに、8割を越えるとなると、思い込みなどの現象だけでは説明ができない気がする。
資料によるとトラコテの水には多量の活性水素が含まれているのが大きな要因なのだそうだ。
活性水素とは、水素が原子単独で存在するものをいうそうだ。
この活性水素は、体内の活性酸素(毒性酸素)と結びつきH2Oとなる性質があるそうで
多量の活性水素を含んだ水はアレルギー、糖尿病、高血圧、ウィルス系感染症に
効果があるそうだ。
実際、人工的に作られた電解還元水(多量の活性水素を含んだ水)を使った治療も
行なわれているそうだ。

 トラコテの癒し水はエイズ、癌にも効果があるという話がある。どうやら電解還元水以外にも
効果がある成分があるらしい。
その要因についてはまだ研究中らしい。
もし、病気で藁にもすがりたい人には奇跡の水に頼ってみるのも一興かもしれない。
ちょっと胡散臭いが・・・。

 ちなみに日本にも奇跡の水(神水)があるそうだ。
鳥取の三朝(みささ)温泉水だそうだ。
水に微量のラドンが含まれており、放射線量が多く、放射線ホルミシス効果というもので
免疫力の上昇効果があり体にいいらしい。

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赤い海

赤い海の想像合成写真
 世界には赤い海がある。以前TVでその海の特集をしていた。
TVで見る映像は冗談ではなくホントに赤い色をしていて、
驚愕した記憶がある。
右の図は合成して作ったが、コレくらい赤い海だった。

赤い海と聞くと赤潮を思い出すが、赤潮とは原理が違うそうで、
プランクトンは、ほぼいない海なのだそうだ。

 そもそも海が青くみえるのは太陽光の成分の青系統以外を
海が吸収してしまうからだそうだ。

ちなみに、この海の特殊性はコレだけでない。
海底はとても暗く、水深5mほどの位置でも図のように真っ暗になってしまう。
また、住んでいる魚は水深が浅いにもかかわらず、深海系の魚が多い。
水温は一定で太陽光は赤い水にさえぎられているので浅いにもかかわらず、
深海と同様の環境をしている。

 赤い水はしょっぱくない。海なのに真水なのである。
赤い水は川から海に流れており、源は大湿原から染み出す水である。
大湿原の植物はボタングラスが多くこれがタンニンを水に溶け込ませている。
いわば、紅茶と同じ原理で赤いのである。

 赤い水は淡水で軽いので上の方に層をつくる+内海なので波が起こらずまざらない。
と特殊な条件も重なり赤い海ができたのだそうだ。

 また、深海魚などの生物しかいない理由は、タンニンのせいで太陽光がさえぎられ、
植物プランクトンが育たないので、限られた食べ物のみ食べられる生き物のみ生存する
特殊な環境だからだそうだ。

一度は見てみたいものである。

ちなみにこの赤い海の名前はバサースト湾だそうだ。

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月への階段

月への階段のイメージ画像
 西オーストラリアのブルームでは『月への階段』と呼ばれる
特殊な自然現象が見られる。
満月と海の干潮が重なる時に起こる現象で、
月光を海が反射させ階段のようにみえるそうだ。(図を参照)

この地の観光の目玉でもあるようだ。

 ブルームに行くのなら見ておくといいかもしれない。



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『赤い月』の謎

赤い月のサンプル画像
 月の色は?と聞かれると、ほとんどの
人は『黄色』や、『金色』と答える確率が高い。
 
 中には、『青』や『銀色』と答える人も多いと思う。

 月がこんな様々な色に見えるのは、
理由がちゃんとあるそうだ。

 地球は大気に覆われているので、私達は月を見るとき
この大気の層を通して見ることになる。
月の見え方は、そのときの大気の層にあるチリやホコリの
影響をとてもよく受ける。その結果、月からの光の波長に
見えるものと見えないものが生まれ、見え方が変わるのだそうだ。
例えば、光の中でも波長が長い『赤』の光はホコリなどの
影響を受けにくく、よく届くのだそうだ。
このため、昇り始めの低い月は、『赤い月』となるそうだ。

 『赤い月』は原理的に朝日、夕日が赤いのと同じ原理だそうだ。

追記:
 大気中の水滴などにより、波長が長い『赤』の光以外が散らされ、
赤い月となることもあるとこの間、ニュースでやっていた。

 地震の前兆現象のニュース特集で、地震の前には月の色が赤くなることも
あるとか。(月の色が赤くなるのは、地震が原因でない場合もあるので地震予知
には使えないようだそうだ。)

 赤い月が不吉の兆しと言われたりするのは、このような理由があるのかも知れない。

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