網走の語源(あばしり の ごげん)
昔、一人の旅する修行僧が山越えをしようと、
ウポポウシ(アイヌ語で『歌舞をする所』という意味)と呼ばれる土地に
立ち寄ったときのことです。
道を歩いていると不意に『ウン・ウン・ウンフ・ウ・チュイ・
ロレアイワ・オキナ・チコレロレ・・・・』と神秘的でいて心に響く
美しい歌声が聞こえてきました。
旅の僧は、興味をひかれ、声のする方に近寄ってみると、
大勢の人が楽しそうに踊っているのが見えました。
さらに近寄っていくと、突然、歌も踊りも止んで、
人々の形が白い鳥に姿を変え、群れをなして、飛んで行ってしまいました。
その時、飛んでいってしまった鳥が、『チパシリ、チパシリ』と鳴きながら飛び去ったことから、鳥が飛び去った土地のことを
チパシリと呼ぶようになり、やがてそれが、『あばしり』になったと言われています。
ウポポウシ(アイヌ語で『歌舞をする所』という意味)と呼ばれる土地に
立ち寄ったときのことです。
道を歩いていると不意に『ウン・ウン・ウンフ・ウ・チュイ・
ロレアイワ・オキナ・チコレロレ・・・・』と神秘的でいて心に響く
美しい歌声が聞こえてきました。
旅の僧は、興味をひかれ、声のする方に近寄ってみると、
大勢の人が楽しそうに踊っているのが見えました。
さらに近寄っていくと、突然、歌も踊りも止んで、
人々の形が白い鳥に姿を変え、群れをなして、飛んで行ってしまいました。
その時、飛んでいってしまった鳥が、『チパシリ、チパシリ』と鳴きながら飛び去ったことから、鳥が飛び去った土地のことを
チパシリと呼ぶようになり、やがてそれが、『あばしり』になったと言われています。