美幌の宝刀(びほろ の ほうとう)

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美幌の宝刀

昔々、北海道の網走(あばしり)の郊外の『タンネシラリ』という土地に、
 非常に凶暴な魔神が住んでいて、そこに住むアイヌの民を困らせていました。
 
  勇敢な村の若者が退治に向かいましたが、不思議な魔力を使うので、
 とても歯が立ちませんでした。
 
  困りぬいた挙句、村の長老は、北見の美幌村に伝わる非常に神通力のある、
 宝刀『マツネ・モショミ』を借りることにしました。
 そして、村一番の勇敢な若者にその宝刀を授け魔神退治をしてもらう事にしました。
 
  若者は魔神のもとに向かいますが、魔神は宝刀の力を知っているのか、
 遠く離れた断崖絶壁の上に立って不敵な笑みを浮かべていました。
 そして、遠く離れた所から若者に魔力の稲妻で襲い掛かりました。
 
  巧みに稲妻をかわす若者でしたが、魔神のいる断崖絶壁には剣がとどきません。
 窮地に陥った若者は、破れかぶれで宝刀を魔神に向けて投げつけると、
 宝刀は、巨大な流星のように妖しい光の尾をひいて飛んでゆき、
 たちまち魔神の胸を一突きし、魔神を殺したあと、魔神と共に、断崖絶壁へと、
 落ちていきました。
 
  その後、宝刀は二度と戻っては来ませんでしたが、
 アイヌの村々は平和に暮らしたそうです。
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