近文の砦(ちかふみ の シヤシ)
北海道の旭川市街の西の端の方には、近文のアイヌの部落があり、
観光に一役買っています。
その近くには川をまたいで、嵐山公園のある、近文山がそびえているそうです。
その昔、このあたりには砦(とりで)があり、その砦はチカプニの砦と呼ばれて
いたそうです。
チカプニとは、チカプウン・ニ(アイヌ語で『鳥の居る木』という意味。)がなまったもので
ここの部落の守護神といわれる縞梟(しまふくろう)が、いつも、木にとまっていて、
砦を守ってくれていたことからそう呼ばれるようになったそうです。
もともと、縞梟(しまふくろう)は、鮭(さけ)の集まる川の産卵場をよく知っていて
鮭(さけ)が沢山、集まると『ホーホー』と喜びの声を張りあげて、
その場所をアイヌの人々に知らせてくれるので、とてもありがたがられています。
その習性から、どうやら、近文の村々では守護神として崇められるように
なったようです。
近文のシヤシ(砦)では、祭事の時には、必ず酒や木幣(イナウ)を
梟(ふくろう)の神に捧げ、日頃の感謝をするそうです。
観光に一役買っています。
その近くには川をまたいで、嵐山公園のある、近文山がそびえているそうです。
その昔、このあたりには砦(とりで)があり、その砦はチカプニの砦と呼ばれて
いたそうです。
チカプニとは、チカプウン・ニ(アイヌ語で『鳥の居る木』という意味。)がなまったもので
ここの部落の守護神といわれる縞梟(しまふくろう)が、いつも、木にとまっていて、
砦を守ってくれていたことからそう呼ばれるようになったそうです。
もともと、縞梟(しまふくろう)は、鮭(さけ)の集まる川の産卵場をよく知っていて
鮭(さけ)が沢山、集まると『ホーホー』と喜びの声を張りあげて、
その場所をアイヌの人々に知らせてくれるので、とてもありがたがられています。
その習性から、どうやら、近文の村々では守護神として崇められるように
なったようです。
近文のシヤシ(砦)では、祭事の時には、必ず酒や木幣(イナウ)を
梟(ふくろう)の神に捧げ、日頃の感謝をするそうです。