壮瞥川の滝(そうべつがわ の たき)

登録タグ アイヌ民話 壮瞥川の滝
壮瞥川の滝

蝦夷の大地の洞爺湖には山がそびえており、その一帯は『壮瞥』と
 呼ばれています。
 
  アイヌの言葉で『ソーベツ』とは、『滝川』のことだそうです。
 壮瞥の滝について、こんな逸話があります。
 
  昔々、洞爺湖が『山の湖(キムント)』と呼ばれていた頃、
 湖には、大きなアメマスが住んでいました。
 このアメマスが、ある日湖に水を飲みにきた立派な角を生やした大鹿を
 丸呑みに喰べてしまいました。
 
  しかし、さすがのアメマスも尖った丈夫な鹿の角には敵わず、腹を破られ
 死んでしまいました。
 アメマスの死体は湖の落口にひっかかり湖水の流れを止めてしまいましたが、
 いつしかアメマスの腹の穴から水が落ち、やがて、それがいつしか
 大きな滝となり、壮瞥の滝と呼ばれるようになったそうです。
 
  ちなみに現在は発電所が出来て、壮瞥の滝はなくなったそうです。
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