江差の瓶子岩(えさし の へいじいわ)
今となっては昔の話ですが、蝦夷(現代の北海道)の大地の南の岬の方に
信心深いお婆さんが住んでいました。
村の人々はお婆さんから、魚の取り方から、天候の占い方まで教わり、
大変、敬っていました。
ある、村に大変な不漁が襲いました。魚一匹もとれず、ほとほと困り果てた村人達は
お婆さんに相談にいきました。
村人の話を聞いたお婆さんは、神棚に一心不乱にお祈りをすることにしました。
そして、1ヶ月が過ぎたある日、不思議なことに忽然と白髪の老神が現れ
『婆さんや、あんたの信仰の深さにめんじて願いを叶えてやろう。』
と言って、瓶子(とっくり)を、お婆さんに渡しました。
そして、神様に言われた通りにお婆さんが瓶子(とっくり)の酒を海に注ぐと
魚の大群が突如押し寄せ、村の人々を救ったそうです。
現在の瓶子岩にはその時の『とっくり』が、今もしめ縄を張られ、祭られてるそうです。
信心深いお婆さんが住んでいました。
村の人々はお婆さんから、魚の取り方から、天候の占い方まで教わり、
大変、敬っていました。
ある、村に大変な不漁が襲いました。魚一匹もとれず、ほとほと困り果てた村人達は
お婆さんに相談にいきました。
村人の話を聞いたお婆さんは、神棚に一心不乱にお祈りをすることにしました。
そして、1ヶ月が過ぎたある日、不思議なことに忽然と白髪の老神が現れ
『婆さんや、あんたの信仰の深さにめんじて願いを叶えてやろう。』
と言って、瓶子(とっくり)を、お婆さんに渡しました。
そして、神様に言われた通りにお婆さんが瓶子(とっくり)の酒を海に注ぐと
魚の大群が突如押し寄せ、村の人々を救ったそうです。
現在の瓶子岩にはその時の『とっくり』が、今もしめ縄を張られ、祭られてるそうです。